ダンススタジアム、近畿予選のCブロックについて、少し感想。

ビッグクラス24校、すべて拝見いたしました。

思えば15年間、そやな

まだ高校ダンス部の大会がほとんどなかった時代から今に至るまで、いろんな大会で数多くの高校ダンス部大会作品を観てきました。

おそらく、多分、間違いなく、この令和の日本国において、もっとも多くの大会作品を観た人物はワタクシではなかろうか。

少なくともランキングの、トップ3には入ってます。

それはさておき、

15年間の月日の中で、審美眼は自ずと鍛えられました。

そらそやろ、と自分に言うしかない。

8月4日、ダンススタジアム近畿予選3日目Cブロック。

よかったな感じたのは大阪府立泉北高校。

よかったです。

作品の完成度が高く、ダンス力が備わり、気迫が漲り、部員全員の高い意識のもと、一体感がありました。何より観客を引き込む確かな訴求力をもった演技でした。

昨年度、前作もよかったけれど、それを上回るべくして上回ってきた感じがなんとも素晴らしい。

学年間の引き継ぎなども、想像にすぎませんが、よい感じなんやろなと思いました。

部活としてますます勢いをつけてぶっちぎりの演技を横浜でかましてください。

Cブロックではもう一校、

奈良市立一条高校です。

めちゃくちゃカッコよかった。

顧問バカは勘弁してもらって、一条は期待を大きく超えてゆくダントツの演技でした。

カッコよいダンスが絶滅寸前の高校ダンス部界で孤高に踏ん張り続ける姿は圧巻であり、その気概を感じました。

こんなダンスは一条しかないという、発想力と構想力とオリジナリティ、楽しさ溢れる作品です。

踊り手、ひとりひとりのダンス力と表現力、観るものを楽しませてくれるダンス本来の姿、見応えのあるエンターテイメント、

よいダンスでした。

よくやった。えらい。

どうもありがとう。

この作品で横浜行き、全国優勝はなかったけれど、必ずや後輩たちがやってくれると思います。

やってくれるやろな。